IT導入補助金

IT導入補助金(正式名称:サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金)とは、中小企業者等が生産性の向上を目的に、ITツールを導入する際に要する経費の一部を補助するものになります。

ITツールとは
IT導入支援事業者によって、事務局に登録されたソフトウェア・サービスなどであり、申請者が導入することで、生産性の向上が見込まれるソフトウェア製品、クラウドサービス、ホームページ作成などのこと

補助金額

平成29年度:15万円~100万円(補助率2/3) 予算:100憶円
平成30年度:15万円~50万円(補助率1/2) 予算:500憶円
※平成30年度では、補助金額や補助率が減少しましたが、予算は増加

申請者の要件

日本国内で事業を行う中小企業等(個人事業主でも可)
本事業を実施することで、生産性の伸び率が以下となる計画を立てられること

3年後 4年後 5年後
1%以上 1.5%以上 2%以上

※経営診断ツールで生産性を計測して、目標策定する

また、以下のことを実施する必要があります。

・経営診断ツール

起業の経営状況を把握するためのツール
従業員数、業種などの基本情報と2期分の決算に関する情報、5つの視点の質問に答えるだけで、自社の課題を把握できるものとなっています。IT導入補助金のホームページから簡単に実施できます。 ⇒ IT導入補助金サイト

・SECURITY ACTION

IPAが実施する中小企業に対して、自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度 ⇒ IPAのサイト

特徴

IT導入補助金には、他の補助金とは異なる特徴があります。

3者間でのやり取り

通常の補助金は、補助金事務局と中小企業者(申請者)でやりとりをおこないますが、IT導入補助金は、間に、ITツールを提供する支援事業者が入ります。そのため、申請登録以外の事務局とのやり取りは、支援事業者が行ってくれます。

IT導入支援事業者とは
ITツールを販売する企業
ITツールの選定、交付申請書の作成、補助金事務局とのやり取り、ITツールの導入、導入後の運用、アフターケア、効果報告の提出サポートなどを、補助金を導入する中小企業の申請・手続きを行うサポーターのこと

手続きはオンラインで完結

申請や手続きといったやり取りは、すべてオンラインで行うため、書類を印刷して郵送するといったことは不要となっています。

IT導入補助金申請フロー

Step1:申請の前の準備

・IT導入支援事業者の決定
・ITツールの選定

Step2:IT導入支援事業者への相談

・IT導入支援事業者へITツールについて相談する

Step3:交付申請(補助金を申し込む)

・IT導入補助金のホームページから「申請マイページ」を開設
・IT導入支援事業者が代理で申請

Step4:交付決定(補助金を受けられるとこが決定)

・事務局より「交付決定」の連絡が届く前に発注などを行うと交付を受けられない
・交付決定前に契約、導入、支払いをしてはいけない

Step5:ITツールの導入

・「交付決定」の連絡後、ITツールの発注、契約、支払いを実施
・3か月以内に実施する

Step6:実績報告

・ITツールを導入したことがわかる証憑を提出

Step7:補助金を受領

・報告完了後に、補助金額が確定し、補助金が交付

Step8:5年間、成果を報告する

・生産性向上などの情報を5年間報告する
・申請マイページより数値を入力して、IT導入支援事業者が代理で提出